収納付きステップ兼ベンチの腐食が進み、新しいステップを製作することにしました

数年前に製作した「収納付きステップ兼ベンチ」は、子どものおもちゃをしまえる便利な構造でした。しかし、屋外で使い続けるうちに天板の腐食が進行し、体重をかけるのが不安な状態になってきました。
特に天板からの水漏れを完全に防ぐことができず、収納内部の風通しも悪かったため湿気がこもりやすく、SPF材の木口が濡れたまま乾かない状態が続いたことが腐朽の大きな原因だと考えています。
新しいステップを作ることにした理由
収納機能が不要になった
子どもが成長し、ステップ内部に収納するようなおもちゃがなくなりました。
物置を製作したことで収納の役割が移った
別途物置を作ったため、ステップに収納機能を持たせる必要がなくなりました。
シンプル構造の方が腐食しにくい
風通しを良くし、木口に水が溜まりにくい構造にすることで、耐久性を高められると判断しました。
作業台として使いやすくしたい
丸ノコなどの作業台として使うため、ステップを2つに分割して扱いやすくすることにしました。
端材を再利用してコストを抑える
2分割することで、手持ちの端材を活用でき、材料費を抑えられます。
新しいステップの設計と構想
風通しを良くする
湿気をためない構造にすることで、腐食を防ぎ、長持ちさせます。
木口に水がしみこみにくい構造
初代ステップでは木口が濡れたまま乾かず腐朽が進んだため、今回は木口にアルミテープを貼って吸水を抑える対策を試してみました。
特に水が抜けにくい脚の天面、底面にアルミテープを貼り付けます。
ただし、この方法がどれほど効果があるのかは現時点では分かりませんので、しばらく様子を見ながら耐久性を確認していきたいと思います。
安全に使える構造
ステップ自体が軽いと、人が乗ったときの体重の掛かり方によってステップが傾き、転倒につながる危険があります。特に、脚よりも天板が外側に飛び出している構造の場合、その部分に体重が掛かるとバランスを崩しやすくなります。
この問題を避けるために、今回は脚が天板から飛び出さない構造にしました。踏み込んだ力がまっすぐ脚へ伝わるため安定性が高く、ステップ自体にある程度の重さもあるため、通常の使い方であればバランスを崩す心配はほとんどありません。
作業台としても使える形状
丸ノコや電動工具を扱う際に、2つのステップを並べて作業台として使えるようにします。
製作工程
① 材料の採寸と設計
紙に簡単な図を書きながら寸法を決めていきました。端材を使うため、手持ちの材料の幅・厚みを見ながら構成を調整しています。
木材の選び方についてはこちらで詳しくまとめています。
ホームセンターの木材カットサービスを利用するときの注意点はこちらにまとめています。
② 木材の切断


丸ノコで必要な長さにカットしました。2つのステップに分けるため、同じ寸法のパーツを複数用意しています。
1代目のステップを分解してまだ使えそうな木材は転用、端材を有効活用し、不足する分だけ購入、カットしました。
③ 研磨


サンダーで全体を研磨し、角を落として安全に仕上げました。
④ 塗装


屋外使用なので、油性の木部保護塗料を使用しました。
木口やねじ周りは特に念入りに塗り、耐久性を高めています。
⑤ 下穴あけ・ねじ固定




割れ防止のため、ねじを打つ前にドリルで下穴を開けました。
脚部や天板の固定には、屋外使用を考えて太めのコーススレッドねじを使用しています。
⑥ 組み立て










脚の天面の木口を覆うようにアルミテープを貼ります。




脚の底面(地面と接触する部分)にもアルミテープを貼り付けます。


桁材 → 脚部 → 天板の順に組み立てました。
シンプル構造なので、強度を出すためにねじの位置を均等に配置しています。
⑦ 完成


2つのステップが完成しました。
並べて作業台として使えるほか、単体でも踏み台として十分な強度があります。
丸ノコ作業台としての活用方法
市販の丸ノコ作業台は使いやすそうですが、収納スペースがなく常設できません。そこで今回は、必要なときだけステップを丸ノコ作業台の代わりに使えるようにする方法を考えました。
一般的な丸ノコ作業台には刃が通るスリットがありますが、今回はステップを2台製作したことで、2台を適切な間隔で並べ、その間を丸ノコが通るように材料をセッティングする使い方が可能になりました。
専用の作業台を置くスペースがなくても、必要なときだけステップを並べて作業台として活用できます。普段は踏み台として使い、作業時には丸ノコのガイドとして使えるため、限られたスペースでも効率よく作業できると感じています。
まとめ



収納付きステップは便利でしたが、屋外での耐久性には課題がありました。今回はその反省を踏まえ、風通しの良いシンプル構造・木口の保護・安全性の向上・作業台としての使い勝手・端材の再利用を重視して新しいステップを製作しました







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