コンプレッサー用防音カバーDIY

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スプレー式エアーダスター

自作/DIYで木材の加工をして出た切り粉は、掃除機で吸引するか、エアーブロアーで飛ばすか、どちらかになると思います。
屋内でエアーブロアーを使用するのはあり得ませんが、屋外での作業は掃除機よりもエアーブロアーの方が手っ取り早いと感じます。
特に、丸ノコやサンダーなど、入り組んだ部分に付着した加工くずは、掃除機での吸引は困難です。
また、自作/DIY意外にも、PCの掃除や、ディスプレイ棚の掃除などエアーブロアーは必須です。

以前は、スプレー式のエアーブロアーを都度購入していました。
スプレー式のものは使いたいときにサッと使えてとても便利ですが、ちょっと使うとすぐに無くなってしまいます。
一缶はそこまで高いものでは無いですが、消耗品なので、積もり積もって結構な出費に感じていました。

コンプレッサーの選定

インターネットで検索するとエアーダスターとして使えるような小型のコンプレッサーが1万円程度で購入出来ることが分かり、購入検討しました。
購入したのはナカトミ製CP-100というオイルレスコンプレッサーです。
現在は後継機のCP-100Nが販売されています。
小型で価格もお手頃なのが選定理由です。

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コンプレッサーの騒音

購入前にレビューを見ると、動作音がうるさいとのコメントが非常に多くありました。
静音タイプのコンプレッサーも世の中にはあるようですが、やはりそういうものは高価なので、動作音は必要時に防音対策する前提で購入することにしました。
入手後、動作音を確認したところ、想像よりもうるさかったです(汗)。
掃除機より若干うるさい程度を想像していましたが、掃除機と比較してかなり耳障りな音です。
隣家との隙間が狭いわが家では、昼間でもちょっと気を使うくらいの音です。
夜間や、家族がいる屋内での使用は無理です。
使いたい時に使えない状況が多く、だんだん使う頻度も減ってきていました。
そこで、当初から考えていた防音対策としてのカバーを製作することにしました。

コンプレッサーカバー構想

以下のような仕様で考えました。
・苦情の心配が無い程度の動作音に抑える
・場所を取らない
・使用後にはドレンを抜く必要があり、ドレンへのアクセスが容易であること
・カバー自体が安価であること(目標2,000円以内)

構想が固まり、製作に移行するまで半年程度掛かりました。
優先順位は低いため、ゆっくり期間を設けて考えました。
とはいえ、本気で構想を練った時間は知れていますが。。。

構想のポイントとしては下記です。
・カバーは針葉樹合板を使用
・枠をホワイトウッド材を使用し、上記の合板を固定する
・カバーの一面は開閉可能とする
・ドレンへのアクセスが出来る
・電源コード、エアーツールの収納を可能とする
・カバーの内面には不要となったタイルカーペットを貼り付けて防音対策をする
・取っ手を設けて持ち運び可能とする
・キャスターを設けて移動を容易とする

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材料

極力安価に仕上げたかったため、カバーは針葉樹合板を使用しました。
近所のホームセンターでは1,300円くらいです。
合板同士ではねじ止め出来ませんので、30mm×30mmのホワイトウッド角材で枠を作ることにしました。

製作

床板、天板加工

ホワイトウッド角材を脚にして床板を固定します。
天板も全く同じです。
コンプレッサーがちょうど載る大きさです。

側板、天板取り付け


脚となるホワイトウッド角材に側板をねじ止めします。


天板のホワイトウッド角材に側板をねじ止めします。


側板の一面は扉にするので、後で取り付けます。

取っ手取り付け

結構な重さ、大きさになるので、取っ手は必須です。
市販品では下のような取っ手のイメージでしたが、出費を抑える為、自作しました。

天板の取っ手を取り付ける部分に平らに穴をあけます。
2mm程度の丸穴を、隙間を出来るだけ小さく並べて開け、やすりでつなげました。
近くで見るといびつです。


取っ手は不要なリュックのナイロンベルトを使用しました。


写真がありませんが、天板裏にナイロンベルトを挟むかたちでホワイトウッド角材を設置し、天板上側からコーススレッドでねじ止めしています。
コーススレッドは上から、天板、ナイロンベルト、ホワイトウッド角材を貫通して固定しており、充分な強度が確保出来ました。
取っ手は、不用品と端材だけで出来ており、費用は掛かっていません。

正面扉の取り付け

ドレンへのアクセス、電源コード、エアーツールの収納のために、扉は開閉式にします。
下側をヒンジで固定することにします。


ヒンジを取り付け面はヒンジの厚みを加工する必要があります。


ルーターで加工しました。

扉には、取っ手と同じく、ナイロンベルトでストッパーとし、扉を開いたときにも途中で止まるようにしています。

電源コード、エアツール用の穴加工

ドリルで穴を開け、のこぎりで切れ込みを入れました。
切れ込みは電源コード、配管がちょうど通るくらいにし、扉を開けても勝手に飛び出してこないようにしています。

タイルカーペット貼り付け

タイルカーペットをサイズに合わせてカットして、内面全面にタッカーで止めていきます。
気になるタイルカーペットの効果は後述の防音効果検証を見てください。

扉の開閉止め

扉を閉めたときに、マジックテープで扉を固定出来るようにしました。

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防音効果検証

重い防音材を使うことで防音効果を高めることが出来ます。
持ち運びのことを考えると、あまり重くはしたくありません。
そこで、上述のように汚れて廃棄予定だったタイルカーペットを使用することにしました。
タイルカーペットは防音を謳う製品もあり、カーペットの凹凸が音を吸収してくれそうな気がします。

スマホの騒音計で下記3条件での防音効果を検証してみました。
(1)カバー無し・・・89.5db
(2)カバー有り(タイルカーペット無し)・・・88.5db
(3)カバー有り(タイルカーペット有り)・・・87.2db

数値としては非常に微妙な差ではありますが、体感的にはそれ以上の効果を感じました。
コンプレッサーカバー自体で音量が下がり、タイルカーペットで耳に付く高音が減衰されています。
これであれば、屋内で使用するのも問題無いレベルです。

まとめ

構想どおりのものが出来ました。
ドレンへのアクセスも、マジックテープをはがして扉を開けるだけ。

電源コード、エアツールも収納可能です。

費用を抑えて、非常に使い勝手の良いコンプレッサーカバーが出来ました。