シャツの襟
シャツを繰り返し着ていると、劣化が最初に現れるのは首の後ろの襟の部分です。
ほつれ始めるとあっという間にびりびりになってしまいます。
下の写真は無印良品のシャツですが、2枚とも襟の部分だけがびりびりにほつれて穴があいてしまいました。
ここまで来ると、さすがに着るのは抵抗があります。
でも、襟以外の部分は劣化も少なく、まだまだ着られる状態なので、捨てるのはちょっと気が引けます。
そこで、襟の補修をしてみることにしました。
襟の補修方法
簡単に出来る襟の補修方法として以下の方法があります。
(1)襟を取り外してスタンドカラーシャツにする
(2)ほつれを補修して、襟を表裏反対に取り付ける
ブルーのシャツは(1)で、ストライプのシャツは(2)の方法で補修することにしました。
(1)襟を取り外してスタンドカラーシャツにする
ポケット 糸きりリッパー | ||||
|
リッパ―を使用して襟のミシン目を切ります。
襟を取り外しました。
スタンドカラーシャツは、襟が付いていた部分をミシンで縫い直すだけです。
無印良品にはスタンドカラーシャツのバリエーションもありますので、違和感無い仕上がりです。
ほつれた襟を取り外し、襟付きのシャツとはまた違った雰囲気で補修出来ました。
(2)ほつれを補修して、襟を表裏反対に取り付ける
こちらも同じようにリッパ―でミシン目を切ります。
襟を取り外しました。
襟の補修に使うのはダイソーで購入した補修クロスです。
アイロンで接着出来ます。
ほつれた部分よりも少し大きめに補修クロスを切り、襟の内側からのり面が外側(ほつれた側)になるように位置を合わせます。
アイロンで補修クロスを襟に接着します。
ほつれて開いた穴を塞ぎました。
襟の表裏を反対にして取り付けます。
位置を合わせてまち針で留めます。
その後、しつけ糸でしつけ縫いします。
元のミシン目に合わせてミシンで縫って完成
ほつれた襟を表裏反対にしたので、襟を立てると補修した部分が見えてしまいますが、襟を折れば全く分かりません。
まとめ
襟のほつれだけでお気に入りのシャツを捨てるのってちょっと気が引けますよね。
ひと手間かけて補修すれば、もうしばらく着ることが出来ます。
また襟がほつれる頃には全体的にくたびれた感じになっていると思われるので、そのときは気兼ねなくさよならすることが出来ると思います。
ちなみに私はDIYで工具を使うことは多いですが、ミシンなどの手芸はほとんど経験がありません。
ですが、情報を集め、道具を使って頭に思い描いたものを実現するのは、手芸もDIYも全く同じです。
今回の作業は、ミシン初心者の私でも作業することが出来ました。
コメント