大容量おもちゃ収納ラックをDIY(プラレール車庫付き)

自作家具

おもちゃの収納について考える

子供のおもちゃの収納には頭を悩ませます。
「すぐに出して遊べる」、「簡単に片付け出来る」という出し入れのしやすさは非常に重要な要素です。
一方でおもちゃが見えすぎるというのも、部屋がごちゃごちゃ見える原因になります。
簡単に出し入れ出来、ある程度おもちゃを隠し、一方でかっこよくおもちゃを見せ、すっきり収納するためのおもちゃラックを考えてみました。

構想

ポイントは下記です。
①おもちゃを分類分けして収納するためのコンテナを収納出来る
②コンテナに収まらない大きなおもちゃも収納出来る
③プラレールの電車の車庫

①おもちゃを分類分けして収納するためのコンテナを収納出来る

おもちゃは分類分けして収納するための小分けの箱だと考えました。
おもちゃの大きさによって大きいもの、小さいもの分けて収納出来るものが良いです。


いろいろなコンテナを探したところ、イオンのイオン/トップバリュの「スタイルボックス」が良さそうだという結論になりました。
安価で入手性がよく、何より見た目がシンプルです。
大きさが2種類ありますので、大きさ違いのコンテナを収納出来る引き出しが必要です。

②コンテナに収まらない大きなおもちゃも収納出来る

コンテナに収まらない大きいおもちゃ(箱入りのものなど)をそのまま収納出来るような棚を併設することにしました。
おもちゃは横幅、高さ様々ですので、棚板を可変出来る棚柱を使うことにしました。

③プラレールの電車の車庫

子どもは電車が大好きで、プラレールの電車をたくさん持っています。
プラレールの電車の収納のDIYアイデアはネットでも良く見ますが、なかなかしっくり来るものがありませんでした。
電車をかっこよく並べることが出来る、車庫のような収納を作りたいと思いました。
その一方で、車庫に簡単に電車を並べられるような工夫が必要と思っています。

制作

天板、底板ねじ止め

天板と底板に縦の区切り板をねじ止めします。

天板にはねじ頭が出ないようにダボを埋めました。

棚受け組付け

コンテナのひさし部分に溝や段差を設けて受けるような構造もあります。
ネット上のDIY作品でも良く目にします。
見た目すっきりで良いなとは思うのですが、私はコンテナ自体の変形が気になりました。
イオンのコンテナはなかなか強度があり、底面で両サイドのみ受ければ、コンテナいっぱいにおもちゃが入っても変形することはありません。
コンテナ底面の両サイド40mmくらいの棚受けを設けるような構造にしました。
これにより以下のようなメリットがあります。
・材料の削減
・コンテナの中が隙間から見やすい

棚受けは水平方向に貫通穴をあけ、内側からコーススレッドでねじ止めする構造としました。
側板へのねじ止めはねじ先端が飛び出さないように長さを決めました。

棚柱の組み付け

棚柱は900mmのものを使用します。

ステンレス棚柱 SP-845 スガツネ工業
by カエレバ
ステンレス棚受 SPB-20T スガツネ工業
by カエレバ

側面内側にねじ止めしますが、位置決めしやすいように横にして作業します。

スライドレール組付け

プラレールを収納するために、パイン材にトリマーで溝を加工し、車庫の線路にしました。
プラレールそのものを固定する案もありましたが、コストダウンで加工することにしました。

スライドはアイワ金属の「スライドレール ローラタイプ AP1103W」を使っています。

アイワ スライドレール AP-1103W
by カエレバ

下段はプラレール用、上段はフリーとしました。

完成

右段は大型おもちゃ収納スペースです。

子どもの好きなプラレール、電車の車庫も完備。

まとめ

構想どおりのものが出来たと思っています。
プラレールの車庫は我ながらおもしろいと感じています。
ただ、トリマーで加工しただけでは、スライドの衝撃で電車が飛び出てしまいます。
電車止めのような何かを考えたいと思っています。
気になるのはおもちゃの増殖に耐えられるかということですね。

下写真は「棚板の高さ調整が出来る棚」と並べたところです。

コメント

  1. […] て、遊んだ後は分解すれば、場所は取りませんが、現実的ではありません。 先に作ったおもちゃラックに並べて使えるような、棚板可動式のディスプレイラックを作ることにしました。 […]