レンタルスキャナサービス利用

その他

本棚のスペース

我が家の本棚は全てDIYで製作したものです。


製作したときには余裕を持ってサイズを決めたつもりですが、数年たつといつの間にかいっぱいになってしまいました。
本や漫画は際限なく増えていきます。

電子書籍の活用

一方で電子書籍を利用することも多くなってきました。
私は電子書籍のメリット、デメリットは以下のように捉えています。
<メリット>
・いつでもどこでも好きなときに読める(例:出張先で昔買った本を突然読みたくなった場合)
・物理的なスペースが不要
<デメリット>
・古本に比べると高い
・長期で考えてサービスが継続されるか不安(左記理由から私はAmazonを選択していますが、何十年も先は分からないですよね)
・さっとパラパラ読むようなことが出来ない
・スマホの画面サイズで読めるものには制限がある

私は以下のような使い分けをしています。
<本を購入>
・お気に入りのまんが
・サイズが大きくスマホやタブレットで読むのが不向きなもの
・電子書籍に比べて古本が圧倒的に安い
<電子書籍を購入>
・上記以外

スキャナレンタルサービス

新たに購入する場合は上記のような判断をするのですが、既に購入済みのものが占拠するスペースの削減をしたいと常に思っていました。
自炊用のスキャナの購入を検討しましたが、使用頻度が低いのに、そこそこの出費になるため、ずっと購入をためらっていました。
そんなとき、スキャナレンタルサービスがあることを知り、活用してみることにしました。
スキャナレンタルサービスを提供しているのは、DMMやレンティオなどありますが、私が使用したのは、スキャレンです。
http://www.scaren.com/
スキャレンを選んだのは、30日間のレンタル料金が安価だったからです。
今の自炊用スキャナが早くて作業性が良いのは知っていますが、裁断やデータ保存など、手作業は多くあり、それに結構な時間が掛かります。
過去にたまった本を大量自炊することになりますが、まとまった時間が取れるわけではないので、1ヶ月くらいかけて少しずつ対応することにしました。

スキャレンでレンタルしたスキャナは富士通のScanSnap iX500です。

PFU ScanSnap iX500 スキャナ FI-IX500A
by カエレバ

また、非破壊でスキャンが出来るScanSnap SV600というモデルは家にあるのですが、本を一冊スキャンするにはSV600よりもiX500の方が効率的です。
iX500は両面同時スキャンが出来ますし、1枚1枚のスキャンのアイドル時間がとても短いです。

PFU ScanSnap ドキュメントスキャナ FI-SV600A-P
by カエレバ

身近に使えるスキャナの選択肢として他に、スマホカメラ、プリンタのスキャン機能があります。
スマホカメラで撮影した画像を加工してPDFデータにするアプリもあるため、ちょっとした印刷物はそれで対応出来ます。
レンタル期間も限りがあるので、以下のような使い分けで対象を選んで自炊しました。
iX500・・・本、まんが
SV600・・・A4よりも大きい印刷物、一度に複数枚スキャンする場合
スマホカメラやプリンタのスキャン機能・・・1枚のみスキャンする場合

本やまんがの裁断

裁断機のレンタルもありますが、裁断は手作業で行うことにしました。
裁断に使用するカッターはロータリーカッターです。
通常のカッターよりも力をかけやすく、分厚い本でも何度かに分ければ、案外簡単に裁断することが出来ます。
私はOLFAのロータリーカッターLL型 136Bを使用しました。
円盤が大きく、持ち手もがっしりしており、交換の刃もあります。

オルファ ロータリーカッターLL型 136B 1 1017276
by カエレバ

カッターマットと定規を使用し、定規を手で保持して、カッターを定規に沿って一気に裁断します。
写真はノートを裁断したものですが、ノートくらい薄いものは簡単に裁断出来ます。

厚み1cm以上のものは一度に裁断するのは難しいので、背表紙で切断して1cm以下にします。
定規がずれるととても悲惨なことになります。

大量の本を効率的に裁断するには裁断機があった方が良いのは間違いないですが、私は裁断機無しで200冊以上の本とまんがを裁断しました。

スキャン

スキャナの設定を行い、ひたすらスキャンするのみです。
iX500は繰り返しスキャンしていくと、線状の汚れが写りこんでしまいます。
スキャナにはクリーニングキットも同梱されていますので、これを使って読み取りガラス部分を定期的にクリーニングします。

今回自炊した本、まんがは以下の通りです。

まんが・・・224冊
本・・・32冊

占有スペースとしては、本棚1点に満載くらいの本を廃棄出来た計算になります。

まとめ

期間はレンタル期間である30日掛けましたが、正味作業としても結構な時間が掛かりました。
費やすことが出来る時間が限定的だったため、30日のレンタル期間にしましたが、1週間のレンタルもるため、まとまった時間が取れるような状況であれば良いかもしれません。
常に自炊が日常的に行う必要に迫られる状況であれば、スキャナを購入してしまった方が良いですが、数年に一回まとめて対応出来るような状況であれば、レンタルで充分だと思いました。

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