バスケットボールシューティング練習用の防球ネットを製作(単管パイプと垂木で3.7m支柱)

その他
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自宅でのバスケットボール練習

子どもがバスケットボールを始め、家でも練習するようになりました。
過去に家の柱を利用してバスケットゴールをDIYしました。

小学生低学年までの遊びには良かったのですが、リングの高さが低い、リングまでの距離が取れない、地面がデコボコしていてドリブルできないなど、本格的な練習となると色々と問題があります。
家にはとても狭い庭しかなく、その庭も砂利が敷き詰めてあるため練習はできません。
駐車場はありますが、コンクリート、タイル、芝生が混ざったデザインになっており、こちらもバスケの練習には不向きです。
家の中でできる練習はボールハンドリングやドリブルに限られます。
うちの子はシュート練習が好きで、リングがある小学校や体育館に行って練習するのですが、やはり家でシュート練習ができたらいいなと思うようになりました。
誕生日プレゼントにバスケットゴールが欲しいと言い出したことをきっかけに、本格的に庭をシュート練習できるように改造することを考えました。

庭へのバスケットゴール設置

我が家の庭は幅が2mほどなので、バスケットゴールを設置することは問題ありません。
ただ、すぐ横、奥がお隣の家なので、ボールがお隣に家に飛んでいかないようにする必要があります。
幸い、ご近所さまとは仲良くさせて頂いており、近い年齢の子どもがいるため、子どもが遊んだり、スポーツの練習をすることについて、お互い様と寛容に考えていただいています。

購入したバスケットゴールはベース部分の奥行きがコンパクトなリーディングエッジのLE-BS305Rにしました。

構想

以下のように構想しました。
・ミドル、ロングシュートの練習と割り切る(レイアップ、ゴール下シュートはしない)
・お隣にボールが飛ばないようにする
・放ったボールが戻ってくる

このために、以下の対応を行います。
①シュート位置周辺のみ砂利を取り除いてタイルを敷く
②防球ネット用の支柱を立てる
③支柱とベランダのフェンスを利用して防球ネットを張る
④防球ネットは放ったボールが戻ってくるように傾斜をつける

庭の全長は約9mなので、めいっぱい使えば3ポイントライン(リング中心から6.75m)まで確保することができます。
ただ、庭には両端に植木と立水栓があり、その内側だとギリギリ3ポイントラインの距離が確保できません。
植木を伐採することも考えましたが、家族からの反対もあり、まずは植木のギリギリにゴールを設置することにしました。

次に防球ネットを張るための支柱です。
支柱に関して、ネットやYouTubeで防球ネットの事例を参考にさせて頂きました。
ゴールリングの高さは3.05m、ミニバスは2.6mです。
ボールがリングに弾かれることを想定して、防球ネットは最低でも3.5mの高さが必要と考えます。
また、支柱が不安定でお隣に倒れてしまっては、元も子もありません。
とはいえ、将来的に撤去することも想定し、あまり大規模な工事をしたくはありません。

支柱の主材料はイレクターパイプと単管パイプで考えた末、単管パイプとしました。
イレクターパイプは3m以上になるとちょっとした力でかなりしなります。
組み上げないと強度が出ないと思いました。
一方、単管パイプは地面への埋め込みが充分であれば、バスケットボールが当たったくらいで傾くことはありません。
見た目では単管パイプはどうしてもごつくなってしまうので、避けたい気持ちもありましたが、構造をシンプルにするため、強度を確保するため、単管パイプがベターと判断しました。
ただ、5mの単管パイプを運搬したり、埋め込んだりするのは、自力では無理だと思ったので、下半分を単管パイプとし、垂木を延長させることとしました。
木材を地面に打ち込むことも頭をよぎりましたが、白アリの餌食になって柱がお隣に倒れ掛かるリスクを考慮してやめました。
地面に埋め込んだ木材が白アリの餌食になる様は過去にDIYした砂場の木枠で経験していました。


5mの単管パイプを半分にカットし、0.5mを埋め込み、2mの垂木を単管パイプに繋げて4mの支柱とすることにしました。
支柱は2本としました。

文章だけだと分かりにくいと思いますので、製作途中の写真を付けます。
2.5mの単管パイプを埋め込み、単管パイプ用のクランプをジョイントにして垂木を上につなげます。

ネットは写真右側は支柱に、左側はバルコニーに留めることにしました。

製作

コンクリートタイル設置

立水栓に寄せて1.5m×1.5mの範囲に0.3m×0.3mのタイルを敷き詰めます。
写真にある砂場は撤去します。

砂利をどかし、土をならします。

砂を均一に敷いてで水平を出します。

タイルを敷き詰めます。

タイルの隙間の目地に砂を刷り込みます。
タイルの高さが狙い通りにならず、何度かタイルの敷き直しをしました。

支柱加工

次に支柱を埋め込みます。

支柱はホームセンターで購入、カットサービスを利用してカットしてもらいます。

単管パイプと垂木の連結は、穴あきクランプの穴を使って垂木を固定することで簡単、かつ低費用で出来ました。

塗装

塗装に使用するのは、脱脂のためのシリコンリムーバー、プライマー、ラッカースプレーです。
色はつやけしブラックにしました。

単管パイプ、垂木を塗装します。単管パイプの先端には雨水が入らないようにキャップを付けますが、このキャップも塗装します。

シリコンリムーバーを塗布して拭き上げ、乾燥した後に、プライマーを塗布します。

完全に乾燥した後、ラッカースプレーを塗布します。

支柱製作

支柱を立てる場所に穴を掘ります。
お隣との境のブロックに寄せて穴を掘ります。
深さは目標50cm。
穴を広げれば作業も楽なのですが、穴を広げると掘った土の処理に困りますし、埋めるセメントも増えます。
極力狭い穴にしたいのですが、大きなスコップは使えません。

ホールディガーや、せめてバールのようなもので穴の底を崩すことができれば楽に掘り進められるかもしれませんが、2箇所の穴掘りのためだけに道具を購入するのは憚られ、ハンドスコップ一本でなんとか掘り始めました。

限られて空間のなかで、力が入れにくい態勢で土を掘るというのは、体に負担がかかりますし、なかなか進みません。
穴が深くなると手が届かないので、這いつくばりながら作業をしました。
何度か埋まっている石に阻まれました。
埋まった部分がどの程度なのか知る由もないため、小さいことを祈りながら周囲を掘り進め、なんとか除去しながら掘りました。
手が届く限界まで掘り進めて深さを測ったら、40cm。
ここで妥協することも考えましたが、もう一度やる気を奮い起こして考えてみることにしました。

結果的には深さ50cmまで到達しました。
その方法は、カットした単管パイプを勢いを付けて打ち付けることです。
単管パイプは重量があるので、勢いをつけると力が掛かりやすく、容易に穴の底を崩すことができます。
崩れた土は、手ですくい上げる必要はありますが、このやり方で一気に加速しました。
単管パイプに土が詰まりますが、それは棒を使って除去しました。
はじめからこの方法にしておけば、ハンドスコップでの苦労も無かったと思いました。

支柱の高さを合わせるために、水糸を貼ります。
フェンスの基礎ブロックの高さを基準にし、レンガに水糸を巻き付け、高さ、基礎ブロックとの距離を合わせます。
穴の底には単管パイプが沈み込まないように砂利を敷き詰めます。

フェンスとの間にスペーサとして木材を挟み込み、単管パイプをフェンスに固定します。
水糸に合わせて高さ、位置を合わせながら位置調整して固定します。

セメントはどれくらい必要になるか想像できなかったので、まずは10ℓのバケツ半分くらい(約5ℓ)混ぜ合わせました。

穴に流し込み、棒で突いて内部の空気を抜きます。
正直、どこまで効果があるのか良く分かりません。

乾燥したら砂利に埋めるので表面の滑らかさは求めませんが、木の端材を使ってできるだけならしました。
2箇所の穴を埋めるのに、5ℓでは足らず、結果的には12ℓくらい使いました。

ビニールシートをかぶせて急激な乾燥を防ぎます。

このまま1週間ほど放置しました。

単管パイプの先端にキャップを取り付け、クランプで垂木を延長した状態です。
垂木とクランプの固定位置をもっと端に寄せれば垂木を少しでも上げることができそうです。

垂木のクランプ用の穴を開けなおしました。

単管パイプ(地上部分)2m+垂木2m-連結部分0.3m=3.7mの支柱になりました。

ネットを貼ります。

写真右側は余っていた日よけサンシェードを使用しました。
奥側、バルコニー側はラッセルネットを使用しました。
ラッセルネットは近所のホームセンターで748円/m、余裕を見て6m購入しました。

ボールが左右、奥側に飛ばないように囲いにし、リングに入ったり弾かれたボールが手前側にコロコロと転がるように傾斜を付けてネットを貼ります。
インシュロックタイでネットを支柱やバルコニーに固定、ネット同士を貼り合わせたり、ボールを転がして調整しながら貼りました。
レイアップはできませんが、打ったボールが戻ってきてくれるのでシューティング練習には良いと思います。

まとめ

支柱連結のアイデアは我ながら良かったと思っています。
単管パイプも埋め込み箇所も最小限で抑えることができました。
将来的に撤去する場合も、大変とは思いますが、なんとか自力で出来そうな気がします。
最悪、根本で単管パイプをカットすれば、何も無かったかのように元通り。

もともと狭い庭でレイアップの練習は無理だと思っていましたが、シューティングにフォーカスした練習場としてはなかなかのものができたと思います。
子どもも喜んでくれました。

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