ファブリックパネルを開くとキーフック(おしゃれにキーを隠す)

自作家具

キーフック

車や自転車のキーは家族で共有することもあると思います。
家族がポケットやバッグに入れっぱなしだと、必要なときに聞いて探さなくてはいけません。
共有するにはキーの置き場所を決めておく必要があります。
問題なのはその置き場所です。
目立つ場所に置くと分かりやすいですが、お友達が来たときキーが見える場所に置きっぱなしってにも気になります。
ケースや棚にしまうと、出し入れが煩わしいです。
そこで、壁掛け出来て、ファブリックパネルのような扉付きのキーフックをDIYすることにしました。

構想

下記ポイントで構想しました。
・ワンタッチで扉が開閉出来る
・キーを引っかけやすい
・キーを隠せる
・一見キーフックには見えない

材料

・パイン材(枠)
・シナ合板(扉)
・フック
・布(ミナペルホネン)
・ワンタッチオープンキャッチ(タキゲン C-105-2)
板材は全て端材を使用しました。

製作

枠製作

使用したパイン材の厚みは18mmです。
これを下記長さにカットします。
・200mmX2本
・164mmX3本
カットは2X4材をカットするためののこぎりガイドを使用しました。
ガイドに押さえながらカットすれば、2X4でなくても直角にカットすることが出来ます。

コーススレッドでねじ止めして正方形の枠を作ります。
ねじ穴はダボドリルを使用して座グリ穴をあけ、ねじ止め後にダボでねじ頭を隠します。

フックを取り付けるための背板を取り付けます。
枠と同じようにダボドリルを使用し、コーススレッドでねじ止めします。

フックを4個均等位置にねじ込みます。

これだけでもキーフックとして使えそうですが、キーを隠すために扉を取り付けます。

扉製作

扉はシナ合板を使います。
最終的には裏面を除いてファブリックで覆いますが、扉をあけたとき見える裏面が見苦しいのは避けたかったので、扉はシナ合板としました。
このシナ合板も端材を活用します。
ちょうど良い端材があったので、これをカットします。

シナ合板に枠を当ててカット位置を罫書ます。

線に合わせてカットします。

角はカンナで面取りします。

やすりも使って面取りをします。

このひと手間で完成度がグッと高まります。

布はミナペルホネンのtambourineを使います。
パターンが扉に対して均等位置になるように位置調整します。

タッカーで打ち込んでいきます。
針は6mmのものを使用しました。

布がたるまないように、引っ張りすぎてパターンが歪まないように注意しながら均等位置にタッカーをとめていきます。
余分な部分ははさみでカットしました。

途中ですが、なかなか良い感じです。

表から見てしわがないようにタッカーを打っていきます。
扉はこれで完成。

組立

扉を枠に取り付けます。
蝶番は100均で購入しました。
蝶番を枠に取り付けます。

扉に蝶番を取り付けます。

扉を閉めると蝶番が少しだけ見えてしまいますが、このくらいは許容範囲です。
扉と枠に隙間が出来ますが、ワンタッチで開閉するためのラッチを取り付けるため、この程度の遊び(隙間)が必要です。

ワンタッチで扉を開閉するためのワンタッチオープンキャッチです。

枠の背面側からキャッチ本体を位置調整しねじ止めします。
扉にもキャッチの板をねじ止めします。

取付

壁への取付はねじ止めが確実です。

扉を押すと扉が開きます。
隠し扉のようでワクワクします。

扉が開いた状態。
この状態でも見た目スッキリです。

まとめ

構想通りのものが出来上がりました。
我ながらおしゃれなキーフックだと思います。

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